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調整区域は住宅は建てれない?土地種類を解説
2023/11/29
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2023/11/29
みなさんこんにちは。
岡山南区・玉野市を中心に建築士と建てる注文住宅を手掛けている
SKホームの大野です。
今回は土地の建築エリアなどについてお話しします😊
みなさんは市街化調整区域は聞いたことありますか?
都市計画法によって決められた街並みを上手く機能させるために建築できる建物や地域を細かく設定されたエリアの1つです
家づくりをお考えの方は聞いたことがあるかもしれませんが農地に利用する土地だから住宅を建てれないと思っている方も少なくないと思います。
そんな土地のエリアなど分かりやすく説明いたします!
まずは都市計画法で決まっている「非線引き区域」「市街化区域」「市街化調整区域」エリアがどういう土地なのかを確認しましょう!
①非線引き区域
非線引き区域とは市街化区域にも市街化調整区域にもなっていない地域のことを言います。
建築条件に縛りが少なく比較的に建築しやすい地域です✨
①市街化区域
市街化区域は主にこれから人口を増やしていく地域のことを言います。
細かくエリア分けされ、商業を発展させたいエリア、工場を発展させたいエリア、住宅環境を良くしたいエリアなどそれぞれの地域にあったエリアがあります。
大規模工場地帯には住宅を建てるなどは難しいですが
申請をすれば比較的に建築制限は少ないため住宅を建てやすい地域です。
③市街化調整区域
市街化調整区域は主に人口を増やしたくない地域のことを言います。
農地や緑を守ることを優先している地域だから「農地以外に利用できない、住宅は建てられない」と思われるかもしれませんがそんなことはないんです!
都市計画法ではなく、農地法というまったく別の法律で定められています。
農地しか利用できない地域、農地以外でも許可があれば農地以外にしても良い地域など細かな条件が決まっています。
市街化調整区域は人口を抑えることを目的としているため、住宅や商業施設についてはかなり厳しい建築制限を設定しています。
なので原則として建物を建築することができません。
建築するには基本的に都市計画法の許可が必要で、この許可を得るのが非常に手間で大変な作業となります。
建築制限があったり、手続きが大変だったりすることはありますが建築がまったくできないということではありませんが条件などがあります。
市街化調整区域の制度ができる前から家が建っていた場合や農家の分家を調整区域内に建築する場合などは建築できる場合があります。
これ以外にも建物を建てるときには建築基準法など、農地を宅地にする場合は農地法などさまざまな法律の許可が必要になるため、超えなければならないハードルが多数存在します💦
また、「子育てエコホーム支援事業」の補助金では市街化調整区域は補助の金額が半額になってしまう場合があります!
細かい条件や申請で損をしないように土地の不動産会社だけでなく住宅をお願いしている住宅会社さんにも聞いてみてください!
家づくりや土地探しの場合はご相談ください😊
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