Column
マイホームを建てる前に押さえておきたい住宅ローンの基礎知識
2023/9/24
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2023/9/24
住宅ローンは、マイホームを購入する上で必要不可欠な資金調達方法の 1つです。しかし、住宅ローンには複雑な契約条件や支払い方法があるため、事前に基礎知識を押さえておくことが重要です。
以下では、住宅ローンの基礎知識について解説していきます。
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目次
1.住宅ローンとは何か
2.住宅ローンの種類
3.住宅ローンの審査基準
4.住宅ローンの返済方法
5.住宅ローンを選ぶ際のポイント
6.フラット35
7.リ・バース60
1.住宅ローンとは何か
住宅ローンとは、住宅を購入するために必要な資金を借り入れることです。
一般的には、銀行や信用金庫などから借り入れることができます。住宅ローンは、多くの場合、借りた金額に対して利息を支払う必要があります。また、住宅ローンには借り入れた金額を分割して返済する方法や、固定金利・変動金利などの返済方法があります。
2.住宅ローンの種類
住宅ローンには、大きく分けて以下の 4種類があります。
入金利が契約期間中一定となるため、返済計画を立てやすく、予算の安定が見込めます。ただし、金利が高い場合、長期間にわたって高い金利を支払うことになるため、金利動向をよく確認する必要があります。
入金利が市場金利に応じて変動するため、金利が低い時期に借りると、低い金利で返済ができます。ただし、金利が上昇した場合、返済負担が大きくなるため、金利の変動リスクを十分に考慮する必要があります。
入金利が契約期間を定めて一定となるため、固定金利型ローンと同様に返済計画を立てやすく、予算安定が見込めます。ただし、金利が高い場合、契約期間中に金利が下がっても、借入金利は一定となるため、低い金利で返済ができない可能性があります。
返済期間中、ボーナスを利用して借入金利の一部を繰り上げ返済することができるため、返済期間が短縮され、金利負担が軽減されます。ただし、ボーナスが支払われない場合、返済計画に支障をきたす可能性があるため、事前に計画を立てることが重要です。
3.住宅ローンの審査基準
住宅ローンの審査基準には、以下のようなものがあります。
・返済能力借り入れた金額を返済できる能力があるかどうかを審査します。安定した収入があることや、借り入れ前の借入金額・支払い状況などが重要な要素となります。
・抵当権設定住宅ローンは、住宅を抵当にする形で借り入れます。そのため、住宅の評価額や所有者の信用状況によって、抵当権の設定が決定されます。また、抵当権設定によっては、住宅の所有権を放棄することがあるため、契約書をしっかりと確認することが重要です。
・住宅ローンを借り入れる際には、頭金として一定の金額を用意する必要があります。頭金を多く用意すれば、借り入れ額が少なくなり、返済負担を軽減することができます。
・保証人返済能力や信用状況が不十分な場合には、保証人を用意することが必要になることがあります。保証人は、借り手が返済不能になった場合に、残債の返済を代行する役割を持ちます。
4.住宅ローンの返済方法
住宅ローンの返済方法には、以下のようなものがあります。
・元利均等返済
借りた金額と利息を定期的に均等に返済する方法です。返済期間中に支払う利息の総額が少なくなるため、全体的な返済負担が軽減されます。
・元金均等返済
借りた金額を定期的に均等に返済する方法で、利息は返済期間中に減少していきます。総返済額が多くなることがありますが、短期間での返済が可能です。
・ボーナス併用型
返済ボーナスなどの特別収入を利用して、返済額を増額する方法です。元利均等返済や元金均等返済に併用することができます。
5.住宅ローンを選ぶ際のポイント
住宅ローンを選ぶ際には、以下のようなポイントに注意することが重要です。
・金利は、返済期間中に支払う利息の総額に大きな影響を与えます。金利が低い方が、全体的な返済負担が軽減されます。
・返済期間返済期間が短いほど、全体的な返済負担が軽減されますが、月々の返済額が高くなります。借入金額と返済期間をバランス良く検討し、自分の収入やライフスタイルに合った返済期間を選ぶようにしましょう。
・返済方法元利均等返済、元金均等返済、ボーナス併用型返済など、返済方法も選ぶことができます。自分の返済能力やライフスタイルに合わせた返済方法を選ぶようにしましょう。
・融資額自分の収入や頭金の額に合った融資額を選ぶようにしましょう。融資額が多すぎると、返済負担が大きくなるため、返済能力を見極めて決めるようにしましょう。
返済期間中の変更や繰り上げ返済の可否返済期間中に収入が変動した場合、返済方法の変更や繰り上げ返済ができるかどうかも重要なポイントです。将来的に返済期間中に変更が必要になる可能性がある場合は、変更や繰り上げ返済ができるか確認するようにしましょう。
融資条件融資条件には、金利や借り入れ上限などが含まれます。自分の収入やライフスタイルに合わせて、選択する住宅ローンの融資条件をしっかりと確認することが重要です。
以上が、マイホームを建てる前に押さえておきたい住宅ローンの基礎知識です。住宅ローンは、長期的な返済を伴う重要な契約です。契約前には、自分の返済能力やライフスタイルに合わせた返済計画を立て、細かい融資条件などをよく検討するようにしましょう。
6.フラット35
フラット 35とは、住宅金融支援機構が提供する住宅ローンの一種です。フラット 35の特徴は、以下の通りです。
フラット 35は、低金利で融資を受けることができます。また、金利が固定されているため、返済計画を立てやすく、安心して住宅購入ができます。
フラット 35は、長期間にわたって返済ができるように設定されています。最長 35年までの返済期間があり、返済額を抑えることができます。
フラット 35には、優遇制度があります。たとえば、住宅購入にかかる諸費用を一部免除する制度や、子育て支援制度などがあります。
フラット 35では、返済期間中にボーナスを利用して借入金額を繰り上げ返済することができます。これにより、返済期間を短縮することができます。
以上が、フラット 35の主な特徴です。フラット 35は、住宅購入に必要な費用を安く抑えることができ、長期的な返済計画に合わせた返済ができるため、人気があります。
7.リ・バース60
日本には、住宅のリフォームに特化した住宅ローンが存在します。これを「リフォーム専用住宅ローン」と呼びます。リフォーム専用住宅ローンは、住宅のリフォームやリノベーションなどの改修工事に利用することができるローンであり、以下のような特徴があります。
リフォーム専用住宅ローンは、リフォームやリノベーションを行う対象の物件が限定されます。具体的には、新築から一定期間以上経過している住宅や、中古住宅、または建物自体は新しいがリフォームが必要な場合などが該当します。
通常の住宅ローンに比べ、支払い期間が短い場合があります。一般的には、10年から 20年程度が一般的です。
リフォーム専用住宅ローンは、審査が厳しく、通常の住宅ローンに比べて貸付金額も少なくなる傾向があります。また、対象物件の評価額によっても貸付金額が制限される場合があります。
一般的に、リフォーム専用住宅ローンの金利は、通常の住宅ローンに比べて低めに設定されています。
ただし、住宅ローンの金利は市場の状況や金融機関によって異なるため、比較検討することが重要です。
以上が、日本におけるリフォーム専用住宅ローンの主な特徴です。リフォーム専用住宅ローンは、住宅の改修工事に必要な資金を手軽に調達することができるため、住宅所有者にとって有用なローン商品となっています。ただし、審査が厳しいため、利用する前にしっかりと準備しておくことが必要です。
最後に
住宅ローンは返済期間が長くなりやすくなる傾向があります。そのため住宅を建てた後の家計状況に大きな影響を及ぼすことになります。そのため家庭のファイナンシャルプランをしっかりと立てて置くことが重要になります。住宅ローンを借りられる額でなくファイナンシャルプランによって、いくらまでの借入なら家計にとって問題ないのかをしっかりと把握する必要があります。時には専門家の力を借りてしっかりと計画を立てる事も考えてみてはいかがでしょう。
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